毎日がハプニング

 
「お客さんがfacebookで商品を買ってくれた。でももう在庫がない。」って。
「私のオンラインショップの管理ミスだーどうしようー!!!」って、社長さん。
 
布ももうなくて、作ることができない。
絶体絶命。
朝からオフィス中が慌ただしい。
 
めっちゃ嫌そうに、お客さんに謝罪のメールを送っていた。
 
そして数時間後、知らないうちに、
LINEにインタビューの記事が流れていたことを知る。
「あーだから急にたくさんのオーダーが…」
 
ここにいると毎日ハプニングが起きる。
 
大量の注文をキャンセルされたり、
コットンだと言ってフェイクの布を取引しようとされたり。
 
そして数分後には社長さんは鼻歌を歌いながら、
「This is my life〜
Welcome to my life〜」と歌っている。
 
今日はストック整理とオンラインショップのアップデートに全員で取り組むことになった。
 

将来について考えてみた

 

友人の優希と、1時間以上長電話。そこでこう言っている自分がいた。
「ひとまず日本帰ったらブランド作って、仕入れて、売って、をやってみる!」
やってしまった、言ってしまった。
やり方わからない。でも社長さんもわからんけど始めたって言っていたしなぁ。
 
早速、コンセプトを考えてみる。
普段からなんとなく考えていたからか、
どんどん考えが出てきてすぐにA4用紙が真っ黒になる。
 
コンセプトが2つ出てきた。
 
◆本当の自分を見つけよう
自分は何が好き?どんな時に楽しい?どんな時に悲しい?
自分に正直に生きよう。
そしてそれをさらけだそう。認め合おう。
 
◆新しい自分を見つけよう
あなたはどんな人になりたいですか?どんな人生を送りたいですか?
自分の人生をデザインしましょう。
そして今日も一歩、踏み出してみましょう。仲間の背中を押しましょう。
 
ふむ。
時間はある。一旦寝かせよ。
 

何のためにタイに来たんやっけ?

 

何のためにタイに来たの?改めて考える。

 

この1週間で何を感じたかな...

社長さんと自分のスピードの差は毎日目が飛び出そうなほど見せつけられている。

何よりびっくりしたのが、社長さんに「私はビジネスの知識0で起業した」と言われたこと。

何じゃその行動力と自信は...そしてなぜここまでできるのー!

でも隙間時間に自分で勉強したり、過去にたくさん失敗してきた話を聞いたりして納得した。

あ、失敗もしてるんだ。

あ、そりゃこんだけ頑張ってたらそうやわ。って思った。

生産者とのコミュニケーションから、Facebookの投稿、サイト訪問数の分析から、

お客さん向けのツアー作成まで、何から何まで自分でやってる。

ご飯食べながらカメラの勉強したり、街で通りがかりの人の服を観察したり。

すごいって思うと同時に、めっちゃ勇気が湧いてくる。

私にもできる気がするぞって。

賢さも性格も全然違うのに何でだろ。笑

 

ひとまず

・帰ってから自分は何をするのかにできるだけ詳細な答えを出すこと

パスティのスピードに食らいつくこと

・デザインを自分で勉強すること (ついにAdobeのソフトを買った)

を目標に今週は過ごす。

 

 

 

 

 

 

夢と幸せの両立

 
社長さんが、ご飯食べている時に遠くを見ながらぽろっと一言
「もし普通の会社に入っていたら自分はもっと儲けていただろうなぁ。」
 
毎日バリバリカッコよく働いていたので、こんなこと言うの初めてで驚いた。
めっちゃそう思う。
これだけのこと1人でやっているのめちゃめちゃ優秀だよ。でも黙って頷くしかできない。
私が変な顔していたのかな。「ジョウダンデス」って言われた。
 
またこんなことも言った。
「子供を産んで普通の主婦になりたいってたまに旦那にいう。
でも旦那は今の私には無理だとわかっている。」これもまたすぐに「ジョウダンデス」って笑
 
folk charmのビジネスモデルは、高品質とフェアな取引が目的なので、大きな利益を出すのは至難の技。
でも心からもっと成功して欲しいと思うし、
心から、子供を産んで欲しいと思う。
 
 
 

行動力が欲しい

 
友達に「茜音って行動力あるよね」と言われた。
 
返した言葉。 
「私はきっと初動は起せるけれど、そこで柔軟に対応する力がそんなにない。
に話を聞きに行ったり、どれだけ遠くても行こうってなるけれど、
1つのことをやり遂げるために、ありとあらゆる方法を模索し続けるのが苦手かもしれない。
失敗したら、諦めちゃう。それでやる気を取り戻した時にはもう遅い。
 
そう答えながら、認知した。にゃうーん。でも克服したい。
 
 

インターン生から見た課題

 
ずっといると、会社の課題が見えてくる。
 
この会社は販売チャネルが足りていない。
ブランドは確立されていて、服もしっかりと生産できているけれど、販売チャネルが少ない。
店舗はデパートが1つだけ。
オンラインショップでは素材の良さが伝わらずファーストタッチには向いていないという。
お客さんのほとんどが展示会に来る人か、口コミで知った人。
勿体無い!!!
でも店舗を作ると土地代と人件費がかかる。それはかけたくないらしい。
うーーん。
 
あとこの会社は将来の展望を描けていない?と言っていた。
社長はめっちゃ優秀やけど、目の前の細かい仕事までやっていて忙しすぎる。
将来いつまでにどんな規模まで持って行きたいのか、とか考えたほうがいいよなぁ。
だからこそチャネルの問題が起きているようなきがする。
 
私はコンサルタントじゃないし、おこがましいんやけど、
経営学部&アイセックの私にできることってこういうことやなかろうか。。
 
にしてもお金のこととかよく分からないし、聞いてみよう。
 
 

若い人に服を売りたいというジレンマ

 

「若い世代に、売りたいけれど、若い世代はお金がないというジレンマはどこもぶつかる。」
 
社長さんに言われた一言。
だよなぁ。
 
長く使うことができることを理由に高く買ってもらう、
工数をできるだけ減らして値段を下げる、くらいしか思いつかない。
 
でもお手入れするのは面倒だし、工数減らしてもユニクロには勝てない。
 
でもでも若い人に売りたいと思ってしまうのです。