インターン生から見た課題
ずっといると、会社の課題が見えてくる。
この会社は販売チャネルが足りていない。
ブランドは確立されていて、服もしっかりと生産できているけれど、販売チャネルが少ない。
店舗はデパートが１つだけ。
オンラインショップでは素材の良さが伝わらずファーストタッチには向いていないという。
お客さんのほとんどが展示会に来る人か、口コミで知った人。
勿体無い！！！
でも店舗を作ると土地代と人件費がかかる。それはかけたくないらしい。
うーーん。
あとこの会社は将来の展望を描けていない？と言っていた。
社長はめっちゃ優秀やけど、目の前の細かい仕事までやっていて忙しすぎる。
将来いつまでにどんな規模まで持って行きたいのか、とか考えたほうがいいよなぁ。
だからこそチャネルの問題が起きているようなきがする。
私はコンサルタントじゃないし、おこがましいんやけど、
経営学部&アイセックの私にできることってこういうことやなかろうか。。
にしてもお金のこととかよく分からないし、聞いてみよう。
今すぐ始めよ、足を止めるな。でも考え方と行動を柔軟に変えよ。
JICAの人が会社にインタビューに来た。
「これから起業したい女性になんとアドバイスしますか？」という質問に対して、
社長さんの答え。
「Just start it. and don't stop.
but, change the way you think and change the way you act.」
今すぐ始めよ、足を止めるな。でも考え方と行動を柔軟に変えよ。
めっちゃかっこいい。
行動思考とレジリエンス。
私に圧倒的に足りていないものだー。
ちなみにfolk charmに関わっている人はほぼ全て女性。
コットンを作っているのも、糸を作っているのも、機織りをしているのも女性。
オフィスで働く人も、週3でいい。9:00-17:00。みんな子供を迎えに行く。
社長さんの存在を多くの日本人女性に知ってほしい。
どうやって服をデザインしているの？
「私はファッションにそこまでとんでいないが、服を作っている」
今日言われた言葉。
ホォ。
「デザインもデッサンも特別には勉強していない。」
でもfolk charmの服のデザインは全部、社長作。
私も自分はファッションにとんでいないと思っていて、
だからもし服のブランドを作るならばデザイナーさんを雇おうと思っていた。
「どうやってデザインしているの？」
「渋谷とか行って参考にしている。あとはネット。真似はしない。」
さらに話してくれる。
「まずは私が着たいと思うか。そして次にお客さんが着たいと思うか。」
なんと。確かに、自分が着たいと思う服、可愛いと思う服を作りたいよね。
パスティと話していると、ガチガチのビジネス脳で全部考えなくてもいいんかな。って楽になる。
あとはとりあえずやってみよう精神がすごい。そしてそこでちゃんと失敗を成功に持って行く。
スギョイ。
What is スキル ?
「スキル何持ってる？」
インターン先の社長さんに聞かれた言葉。
スキル、スキル、、
私はきっとジェネラリストとして生きて行くと思う！と思って避けてきたもの。
「何もないです。」と答えた。
自分で勉強しない選択をしていたくせに、いざスキルないですって答えると自分でショックを受ける。
「私スキルないのか。あったらfolk charmにもっと貢献できたのにな..。
これじゃもともと貢献できないことわかっててきた、ボランティアという名目の居候だ.. ｶﾞﾋﾞｰﾝ」
「photoshop, イラストレーター, Lightroomは簡単だから自分で勉強しな。」と言われる。
早速ソフトを買いました。隙間時間に勉強しようっと。
プログラミングもできた方がいいんだろうな..。仕組みだけでも知っとかなくちゃ。
タイに行きタイ！
ファッションブランドを作りたい！
というのは私の高校生の時からの夢。
高校の時から労働問題については学んでいたので、
必ずフェアトレードにしたい、というのは私のこだわりです。
「でもフェアトレードの服って高いし、今の消費の流れに反しているよなぁ。」
「規模を大きくしようとすると、ユニクロやアマゾンと戦わないといけないことになるよぁ。」
「最近はゾゾスーツなどがオーダーメイドで生産している。その中で何ができるかなぁ。」
「誰にも着られずに捨てられる服が、世界中の男性に配っても3億枚余るって。大問題だなぁ。」
「たくさんのアパレルブランドが潰れている。その中で自分はなぜ今するのか？」
とか色々私なりに迷走していました。
考えても考えても答えが出なかった。
そんなある日友人が私にカバンをくれました。
カバンには「folk charm」の文字。
folk charmはタイにあるエシカルなブランド。
調べてみると、このブランドを作ったのはそんなに年の変わらない女性。
「会ってみたい..！」
そう思って連絡してみると、なんとOKがもらえました。
なんと図々しいことに3週間ボランティアとして仕事を見学させてもらうことになりました。
コップンカー..
